1.クラウド環境ではどんな障害対策が必要かを知りたい
Q:クラウド環境ではどんなケースで障害対策が必要になりますか?
A:クラウドにはIaaS・PaaS・SaaSといったサービスの提供形態があり、それぞれに必要な障害対策の方式があります。詳しくはこちらをご覧ください。
Q:IaaS環境でよく使われる障害対策にはどんな方式がありますか?
A:AWSのCloud Watchに代表されるクラウド側が提供している障害対策機能から、HAクラスター構成まで複数の方式があり、要件に合わせて適材適所で使い分ける必要があります。詳しくはこちらをご覧ください。
Q:LifeKeeperおよびDataKeeperをIaaS環境で使うと何が良いのでしょうか?
A:当社のHAクラスター製品のLifeKeeperおよびDataKeeperは、クラウド環境で400件以上の導入実績があるので安心してお使いになれます。また、一般的なHAクラスター製品はアプリケーションを保護するために制御スクリプトの作成が必要ですが、LifeKeeperには主なアプリケーション向けにリカバリキットのラインナップがあるので、これらを使うことで制御スクリプトを書かずにマウス操作だけで効率的にHAクラスターを構築できる点が価値です。詳しくはこちらをご覧ください。
2.Azure上でのLifeKeeperおよびDataKeeperの使い方を知りたい
Q:LifeKeeperおよびDataKeeperは、Azure上でどんな構成をサポートしていますか?
A:LifeKeeperは製品の標準機能でAzure環境上でHAクラスター構成を構築できます。オンプレミス環境ではクラスターノード間のデータ共有に共有ストレージが使われることが一般的ですが、物理的な共有ストレージが使えないパブリッククラウド環境では、当社のDataKeeperを組み合わせることでオンプレミスと同様にクラウド環境でもHAクラスターを構築できます。
また、Windows Server標準のHAクラスター機能のWSFC(Windows Server Failover Clustering)でも同様で、物理的な共有ストレージが使えないパブリッククラウド環境では、当社のDataKeeperを組み合わせることでオンプレミスと同様にクラウド環境でもHAクラスターを構築できます。詳しくは下記をご覧ください。
Q:Azure上での具体的な構築手順を教えて下さい。
A:Azure上での具体的な構築手順は、オンラインマニュアルにて公開されています。詳しくはこちらをご覧ください。
- Linux版のLifeKeeperとDataKeeperによるHAクラスター構成の構築手順:Microsoft Azure クイックスタートガイド(v9.8.1現在)
- Windows版のLifeKeeperとDataKeeperによるHAクラスター構成の構築手順:Microsoft Azure 動作検証ガイド(v8.10.0現在)
- Windows Server標準のHAクラスター機能のWSFCとDataKeeper for Windows Cluster EditionによるHAクラスター構成の構築手順:Azure で DataKeeper Cluster Edition をデプロイする(v8.10.1現在)
Q:LifeKeeperはどのようなソフトウェアを冗長化できますか?
A:LifeKeeperの特長の1つとして、多くのソフトウェアに対応したARK(Application Recovery Kit)のラインナップを取り揃えています。これらのARKを使うことで、一般的なクラスター製品で必要となる制御スクリプトを作成を行わずに、ウイザードで容易にHAクラスターを構築いただけます。(当社が開発・サポートする制御スクリプトとお考え下さい。)
ラインナップについては下記をご参照下さい。
Q:ARKのラインナップに無いソフトウェアはどうやって冗長化できますか?
A:ARK(Application Recovery Kit)のラインナップに無いソフトウェアは、下記の方式で冗長化が可能です。
- Linux版・Windows版共通:お客様が作成した制御スクリプトをLifeKeeperに組み込んで利用する「Generic ARK」というフレームワークを使用します。制御スクリプトの作り方やLifeKeeperへの登録の方法等は下記のガイドをご参照下さい。
- Linux版のみ:QSP(Quick Service Protection)を使うことで、OSのサービスを簡易的に保護することができます。OSの service コマンドまたはsystemctlコマンドで起動(start)や停止(stop)ができるサービスであれば、容易にリソースが作成できます。上記のGeneric ARKを使っても同じことが実現できますが、QSP を使えばコードの開発が不要です。詳しくは下記をご参照下さい。
- Windows版のみ:上記のGeneric ARKを使い、Windowsのサービスレベルで監視や停止・起動を行うためのサンプルスクリプトを公開しています。サービス単位で簡易的にアプリケーションを保護することができます。詳しくは書きをご参照下さい。
Q:Azure上でJP1をLifeKeeperとDataKeeperで冗長化する場合の注意点を教えて下さい。
A:LifeKeeperおよびDataKeeperは、JP1の公式サポート構成として公開されており、オンプレミス環境をはじめ、Amazon EC2やAzureといったIaaS環境で既に多くの導入実績があります。注意点については下記をご参照ください。
Q:クラウド環境上でのスプリットブレイン対策は用意されていますか?
A:はい、LifeKeeperでは標準機能として用意されています。詳しくは下記をご参照ください。
※「スプリットブレイン」とは、クラスター内の待機系を含んだ複数のノードが、同時に稼働系としてふるまおうとしてしまう状態のことを指します。
Q:他のHAクラスター製品と比べてLifeKeeperの優位性は何ですか?
A:主な優位点は下記になります。
- ARKがあるので制御スクリプトの開発が不要。GUIで直感的にクラスターを構築できる。
- 障害時に自動的に切り替え(フェイルオーバー)ができる。また、切り戻し(フェイルバック)もGUI画面上の操作で行える。
- Azure環境で求められるHAクラスター要件を製品の標準機能でほぼカバーできている。
- クラウド環境向けに400件以上の導入実績あり。安心してお使い・ご提案いただけます。
- 日本国内の手厚いサポート。基幹系システムにふさわしいサポートレベルの提供
合わせて下記の資料をご参照下さい。
Q:ライセンス体系を教えて下さい。
A:下記をご覧ください。
Q:ライセンス費用を知りたいのですが、どこから問い合わせればよいですか?
A:下記のお問い合わせ窓口をご活用ください。