構成の組み合わせ
- Windowsでは、LifeKeeperとDataKeeperの構成がサポートされています。
構成の特徴
- OCI環境では[IPリソースが保護する仮想IP]をOCIのVCNで認識する事が出来ません。この影響で、通常LifeKeeperが想定している [IPリソースが保護するVIP]によるネットワーク通信を行うことが出来ません。このため、OCI環境ではNLB(Network Load Balancer)のヘルスチェックプローブを利用したHAクラスター構成がサポートされています。
- LifeKeeperとDataKeeperとの構成の場合、NLBのヘルスチェックに応答する機能「Gen LB(Generic ARK for Load Balancer probe reply)」の使用がサポートの前提となります。Gen LBを使うことでNLBはアプリケーションに対して直接ヘルスチェックを行わないため、アプリケーション依存の問題が回避されます。
- WindowsのGen LBはこちらをご覧ください:[Windows]Generic ARK for Load Balancer probe replyの提供
<LifeKeeperとDataKeeperによる構成の概念図>
関連資料
- マニュアル兼詳細な構築手順
- スプリットブレイン対策として、Quorum/Witnessの使用が推奨されています。詳しくは下記をご参照ください。