LifeKeeper for Linux / SIOS Protection Suite for Linux / Single Server Protection for Linuxの
最新バージョンである、v9.6.1がリリースされました。
製品受注・出荷開始日は 2022年4月20日です。
v9.6.1 Technical Update Information
■新機能・機能変更
Oracle Cloud Infrastructure (OCI) の サポート強化 |
Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructureを利用することで、Oracle Cloud Infrastractureの仮想マシンのプライベートIPをLifeKeeperで制御できるようになります。LifeKeeperで提供される多くのARKも併せてサポートされます。 |
NFS Recovery KitのUDPの利用に関する設定方法の改善 |
UDPが無効になっているNFSを保護する際に、「NFS_RPC_PROTOCOL=tcp」を設定する必要がなくなりました。 |
SAP Recovery Kitの強化 |
LifeKeeper固有のcritical_nfs_mounts_<tag>ファイルの使用をサポートするようになりました。これにより、特定のサーバー上の特定のSAPリソースに対してこのファイルに追加されたNFSマウントエントリ(たとえば、/ sapmnt / <SID> NFS共有用)は、リソースがインサービスになる前にマウントされます。 |
■追加されたサポートソフトウェア、環境
LifeKeeper for Linux SIOS Protection Suite for Linux |
Single Server Protection | |
サポートOSの追加 | Red Hat Enterprise Linux 8.5 | Red Hat Enterprise Linux 8.5 |
Oracle Linux 8.5(*1) | Oracle Linux 8.5 | |
Rocky Linux 8.4(*2) | - | |
サポートソフトウェアの追加 | PowerGres on Linux V13 (2022年5月認定) | - |
*1 RHCKでDataKeeperをご利用の場合はインストールの際に手順が必要です。詳細はこちらをご確認ください。
*2 AWS/GCP/Azureをはじめとする各種クラウド環境はサポートされません。
■v9.6.1リリース関連のダウンロード
■LifeKeeper for Linux v9.6.1 スタートアップガイド
本書は LifeKeeper for Linux v9.6.1 を使用して HA クラスターを構築するための手引書です。
インストールからはじまり、初期設定手順、概要、クラスターシステムの基本的な設定であるコミュニケーションパス(ハートビート)の設定、ファイルシステムリソースの設定までを記載しています。
なお、本手順はシステムや外部ストレージの種類に依存しない形で手順や内容を記載しております。
■LifeKeeper for Linux v9.6.1 アップデートガイド
本書では LifeKeeper for Linux v9.6.1 へのアップデートに関する手順や情報を提供します。
本手順はシステムや外部ストレージの種類に依存しない形で手順や内容を記載しております。
v9.6.0 Technical Update Information
製品受注・出荷開始日は 2021年11月4日です。
■新機能・機能変更
IP ARK の機能強化 |
実 IP リソース作成では IP アドレス '0.0.0.0' を指定するように仕様を変更しました。これにより、仮想 IP リソースの作成前に仮想 IP アドレスを手動で作成して、それが実 IP リソースとして扱われてしまうようなケースを防ぐことができるようになりました。 |
NFS ARK の機能強化 |
NFS ARK におけるデーモンの起動・監視処理を見直し、どの NFS リソースでも NFS v3/v4 として保護できるようになりました。これにより、NFSv4 でもアクティブ・アクティブ構成が可能になるなど NFSv3 と同様に使用できるようになりました。これに伴い fsid=0 の擬似ファイルシステムの保護はサポートしなくなりました。 |
EC2 ARKの機能強化 |
EC2 ARK のルートテーブルシナリオで、送信元/送信先チェックを確認して有効の場合は無効にする機能が追加されました。 |
Microsoft Azure上でのSTONITH機能の利用 |
Azure Fence Agentの提供する、STONITHデバイスをLifeKeeperで使用できるようになりました。従来より Azure 上のスプリットブレイン対策として推奨していた、Quorum/Witness と組み合わせることもでき、より強固な対策とすることも可能となります。 |
Single Server Protectionとの相違点 |
今回のv9.6.0リリースにおいて、Single Server Protectionとの大きな機能的変更点はありません。 |
■追加されたサポートソフトウェア、環境
LifeKeeper for Linux SIOS Protection Suite for Linux |
Single Server Protection | |
サポートOSの追加 |
Oracle Linux 8.4 |
Oracle Linux 8.4 |
SLES15SP3(*) | SLES15SP3(*) | |
サポートソフトウェアの追加 |
Oracle 21c (21.3) |
Oracle 21c (21.3) |
PostgreSQL14 | PostgreSQL14 | |
FUJITSU Software Enterprise Postgres 13 (Advanced, Standard, Community) | FUJITSU Software Enterprise Postgres 13 (Advanced, Standard, Community) | |
SAP, SAP HANA support for RHEL 8.4 | - | |
SAP, SAP HANA support for SLES 15.3 | - | |
v9.6.0 で追加でサポートされるソフトウェア |
EDB Postgres Advanced Server 14.0(2022年1月認定) | EDB Postgres Advanced Server 14.0(2022年1月認定) |
SAP HANA2 SP6 (2022年2月認定) | SAP HANA2 SP6 (2022年2月認定) | |
SAP S/4HANA 2021 Platform(SAP kernel 7.85)(2022年3月認定) | SAP S/4HANA 2021 Platform(SAP kernel 7.85)(2022年3月認定) |
*カーネルバージョンが5.3.18-59.5 以降のものに限ります。
■LifeKeeper for Linux v9.6.0において修正された重大な不具合
Bug ID |
対象 |
Description |
#11101 |
VMDK |
VMDKのリソースを停止せずにLifeKeeperを停止すると、システムが停止する問題を修正しました。 |
#10551 |
SAP HANA |
SAP HANAリカバリキットは、追加の安全性チェックを実行して、SAPHANAリソースが稼働状態になったときにSAPホストエージェントプロセスが正常に開始されたことを確認するようになりました。 |
#6728 |
SAP |
クリーンシャットダウン中に、依存するNFSリソースを持つSAPリソースをサービス停止にしようとしても、LifeKeeperがハングすることはなくなりました。 |
■v9.6.0リリース関連のダウンロード
■LifeKeeper for Linux v9.6.0 スタートアップガイド
本書は LifeKeeper for Linux v9.6.0 を使用して HA クラスターを構築するための手引書です。
インストールからはじまり、初期設定手順、概要、クラスターシステムの基本的な設定であるコミュニケーションパス(ハートビート)の設定、ファイルシステムリソースの設定までを記載しています。
なお、本手順はシステムや外部ストレージの種類に依存しない形で手順や内容を記載しております。
■LifeKeeper for Linux v9.6.0 アップデートガイド
本書では LifeKeeper for Linux v9.6.0 へのアップデートに関する手順や情報を提供します。
本手順はシステムや外部ストレージの種類に依存しない形で手順や内容を記載しております。
[その他Linux版関連]
■全体公開
自動インストール用 設定作成ツール |
■ログイン限定公開
申請書 | メディアダウンロード |