LifeKeeperが用意しているlkpasswdコマンドを使用して、GUI管理画面にアクセスできるユーザを追加、変更、削除することができます。
また、GUIにて利用するユーザーは、3種類の権限を持つユーザーを作成することが可能です。例えば、Operator権限を持つユーザであれば、リソースの切り替え操作などが可能となります。
3種類の権限は以下のように設定されています。
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1.Admnistrator
全ての管理操作権限を持つ権限です。
2.Operator
リソースの切り替え操作などが可能な権限です。リソースの作成や削除を伴う操作はできません。
3.Guest
情報の表示のみが可能な権限です。リソースの起動、停止などの操作はできません。
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例として、user1をAdministratorとして設定する場合の手順を以下に記載します。
[ユーザ追加]
# lkpasswd –administrator user1
Password: ← 使用するパスワードを入力します。
Verify Password: ← 確認のためパスワードを再入力します。
※新しいパスワードを2回入力することになります。パスワード変更の場合でも、旧パスワードの入力は不要です。
[ユーザの確認方法]
GUI管理画面にアクセス可能なユーザーのアカウント情報は、/opt/LifeKeeper/website/passwd ファイルより参照可能です。
[ユーザ削除]
# lkpasswd –delete user1
[b]【参考情報】[/b] v8.1.1 以降のユーザの追加方法に関しては、以下のFAQをご参照ください。
[Linux]GUI管理画面にアクセスできるユーザの設定方法(v8.1.1 以降)
https://lkdkuserportal.sios.jp/hc/ja/articles/360037732471