現象
RHEL 5.x, LifeKeeper for Linuxの環境において、一時的にデバイスファイルが消失してしまいファイルシステムリソースのマウントに失敗する場合があります。
対象バージョン
LifeKeeper for Linux + Red Hat Enterprise Linux 5.x
修正バージョン
LifeKeeper for Linux v7.1
解決方法
本問題を解決するために、LifeKeeper for Linux v7.1へのアップデートを行ってください。v7.1 にアップデートできない場合は、下記の回避策を適用してください。
(※下記、回避策を適用後も、プロダクトサポートとしましては問題なくサポート対象とさせて頂きま
す。)
回避策
<変更対象ファイル>
/opt/LifeKeeper/subsys/gen/resources/filesys/actions/mountfs
(修正前)
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FSCKPROG=`cat $LKROOT/lkadm/subsys/gen/filesys/supported_fs/$FSTYPE 2>/dev/null | cut -d -f2`
if [ -n “$FSCKPROG” ] then
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以下のようにsleep 10を追記してください。
(修正後)
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FSCKPROG=`cat $LKROOT/lkadm/subsys/gen/filesys/supported_fs/$FSTYPE 2>/dev/null | cut -d -f2`
sleep 10 ← この行を追加
if [ -n “$FSCKPROG” ] then
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掲載日: 2010年3月26日
<改定履歴>
[2010年5月10日 改定]
当事象がv7.1で修正されたため、記事の内容を一部修正しました。
また、記事のタイトル名を修正しました。
(旧タイトル名)
[Linux]RHEL 5.x における注意事項 (err=5 on file system mount through LK file system Restore)
[2010年4月28日 改定]