【現象】
後述するバージョンのLifeKeeperのOracleリカバリキットにて、Oracleリスナーリソースを停止した際、リカバリキットによって対象のOracleリソースが自動的に再起動されてしまいます。
【原因】
Oracleリスナーの停止時にリソースの状態を確認するquickCheck処理が意図した動作をせず、Oracleリスナーが正常に停止しているにも関わらずRecovery処理が実行され、その結果Oracleリスナーが起動してしまいます。
【対象パッケージ】
LifeKeeper for Linux v6.3.xに含まれる、Oracleリカバリキットの以下のバージョンで当該現象が確認されています。
具体的なパッケージ名は以下の通りです。
– steeleye-lkORA-6.3.1-2.noarch.rpm
– steeleye-lkORA-6.3.2-1.noarch.rpm
【本現象が解決したバージョン】
2009年8月7日付けでリリースしたLifeKeeper for Linux v7に含まれるOracleリカバリキットで改修されています。バージョンは”steeleye-lkORA-7.0.0-1.noarch.rpm”です。
上記以降のバージョンにアップデートしてください。アップデートの際はCoreとOracleリカバリキットをセットでアップデートする必要がございます
以上
掲載日: 2009年11月25日