クラスター構成のバックアップ方法
LifeKeeperはクラスターの設定や作成されたリソースの情報をファイルやLifeKeeper内部に保持しており、設定された情報をバックアップするためのコマンドが用意されています。
LifeKeeperの構成を変更する際は、以下のコマンドで事前にバックアップを取得することをお勧めします。
尚、バックアップはLifeKeeperおよびリソースが起動した状態で行うことができます。稼動中のサービスに影響を与えません。
# /opt/LifeKeeper/bin/lkbackup -c Executing on lk1.test.net Creating archive /opt/LifeKeeper/config/archive.***.tar.gz
両ノードでバックアップを取得し、作成されたarchive.***.tar.gzファイルを別のディレクトリや媒体に保存してください。
クラスター構成のリストア
LifeKeeperの構成を元に戻したい場合(リストア)は、以下の手順に従って実行してください。尚、リストア作業は必ずLifeKeeperを停止してから行ってください。
(1) 両ノードのLifeKeeperを停止する。
# /opt/LifeKeeper/bin/lkstop
(2) リストアを実行する。
各ノードで取得したアーカイブファイルを指定して、以下のコマンドを実行してください。
# /opt/LifeKeeper/bin/lkbackup -x -f archive.***.tar.gz
※lkbackupコマンドの詳細につきましては、manまたはオンラインマニュアルをご参照ください。
※lkbackup のリストアの際の「Are you sure? (yes/no)」は ”yes”、"no"を入力してください。(”y” だけだとリストアされません)
(3) 両ノードのLifeKeeperを起動する。
# /opt/LifeKeeper/bin/lkstart
[参考情報]
[Linux] automatic backupとはどのような機能ですか?
改訂履歴
[公開日:2011年03月11日]
[更新日:2013年06月27日]