LifeKeeper for Linux v7から追加された、LifeKeeperの構成情報の自動バックアップ機能です。動作の詳細は以下の通りです。
Linuxのcron デーモンを利用し、毎日午前3時にLifeKeeperクラスタの構成情報をバックアップするスクリプトを実行します。スクリプトは以下のpathに格納されています。
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 バックアップスクリプト:
 /opt/LifeKeeper/bin/backupadm
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バックアップデータは、”/opt/LifeKeeper/config” ディレクトリに、「auto-backup.<数字>.tgz」として保存されます。
 <数字>は、0~10までの値が入り、取得したバックアップの世代に相当します。
このバックアップデータは 10日分保存され、それ以前のデータは削除されます。
 また、LifeKeeperのログに、バックアップ取得時の情報が書き込まれます。
なお、バックアップスクリプトはcronによって実行される為、LifeKeeperが起動していなくてもバックアップが行なわれます。
バックアップデータ(.tgzファイル)からのリストアは通常の手順と同様です。
 “lkbackup -x”コマンドに、auto-backup.<数字>.tgzファイルを指定してください。
 詳細は以下のリンクにございます、lkbackupコマンドのFAQでご確認ください。
[Linux]クラスタ構成のバックアップ/リストア方法を教えてください
また、automatic backup機能を無効にする場合は、/etc/crontabのbackupadmコマンドが書かれている行をコメントアウトします。
修正前:
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 0 3 * * * root /opt/LifeKeeper/bin/backupadm -c
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修正後:
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 #0 3 * * * root /opt/LifeKeeper/bin/backupadm -c
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