LifeKeeper for Linux向けに、GenericARK開発ガイドと、そのサンプルスクリプトを作成しました。
1.GenericARK開発ガイドとは?
ユーザの皆様に、LifeKeeperをより便利に使っていただくために、本サイトでは様々な情報を発信して参りました。今回ご提供いたします「GenericARK開発ガイド」では、restore、remove、quickCheck、recoverの各スクリプトにおいて、注意するべき点は何か、また実際のスクリプトはどのような内容になるのか、といったより具体的、実践的な内容を、サンプルコード付きでご説明しています。
大変充実した内容になっておりますので、皆様が Generic ARK を作成される際は、参考として是非ご一読ください。
2.サンプルスクリプトとは?
上記の「GenericARK開発ガイド」には、GenericARK用スクリプトを作成するにあたって、多くの場合に必要となる仕組みについてご案内しています。開発ガイドの内容の沿って実際に動作するスクリプトを組むことで、LifeKeeper上で安定して動作するスクリプトを作成することが出来ます。
しかし、開発ガイドで紹介している内容は多岐に渡っており、文書の内容をスクリプトに実装するには、それなりの手間がかかります。
そこで、サイオステクノロジーでは、この文書の内容を元に、スクリプトの土台として使用できるサンプルを作成いたしました。
このサンプルスクリプトには、restore、remove、quickCheck、recoverの4つのスクリプトが含まれています。基本的には、各ファイルの先頭付近にあるパラメータに対して、実行したいコマンドと、正常/異常を判定するための戻り値を指定するだけで動作いたします。(※詳しい使用方法は、アーカイブに同梱されておりますREADME.txtをお読みください。
サンプルスクリプトにビルトインコマンドを利用したい場合は、以下をご参照ください。
[Linux] Generic リソースのサンプルスクリプトでビルトインコマンドを利用する方法
https://lkdkuserportal.sios.jp/hc/ja/articles/4411055654809
3.ご利用環境について
LifeKeeper for Linux v7系で正常に動作することを確認しているのは、”LK4L_Gen_sample_scripts_v1.0″です。
LifeKeeper for Linux v8以降で正常に動作することを確認しているのは、”LK4L_Gen_sample_scripts_v2.2″です。
4.ご利用条件について
1.「GenericARK 開発ガイド」および「サンプルスクリプト」は、どなたでもご利用いただくことができます。
2.「サンプルスクリプト」の内容は、要件に応じて改変してご使用ください。
5.権利について
GenericARK開発ガイドおよびそのサンプルスクリプトの著作権は、サイオステクノロジーに帰属します。
ダウンロード
v7系向け
サンプルスクリプト
LK4L_Gen_sample_scripts_v1.0.tgz 5.87 KB Download |
GenericARK開発ガイド
Gen_Dev_guide_LKLv7_v1.0.pdf 587.04 KB Download |
v8以降向け
サンプルスクリプト
LK4L_Gen_sample_scripts_v2.2.tgz 7.48 KB Download |
GenericARK開発ガイド
GenericARK開発ガイド ~LifeKeeper for Linux v8 以降対応版~ 1.16 MB Download |
【編集履歴】
[更新日:2013年11月6日] v8用サンプルスクリプト、GenericARK開発ガイドを追加しました
[更新日:2016年9月7日] ・「v8」の記述について、「v8以降」に対応する旨、記載内容を修正しました
・「v8以降向けGenericARK開発ガイド」のPDFファイルを更新しました
[更新日:2017年6月5日] ・「v8以降向けGenericARK開発ガイド」に LifeKeeper v9.1.0 の Generic ARK タイムアウトに関する記述を追加しました
[更新日:2020年8月3日] ・v8以降向け「サンプルスクリプト」内の文字コードを UTF-8 に変換、スクリプト内で使用している logcmd, cut コマンドへの不正な引数を修正し、v2.1へ更新しました
・v7系向け「サンプルスクリプト」に合わせて tgz 形式に変更しました
[更新日:2022年1月31日] ・ビルトインコマンドを利用する方法を記したページへのリンクを追記しました