Red Hat Enterprise Linux 8.3(以下「RHEL8.3 」という)に LifeKeeper for Linux (以下「LK」という)をインストールする場合、v9.5.1 をご利用いただくことができます。ご利用の際には本資料の手順に従ってインストールを実施してください。なお、DataKeeper を利用しない場合や Single Server Protection v9.5.1 をご利用の場合は本手順の実施は必要ありません。また、LK v9.5.1 の次リリースバージョンから本手順の実施は必要なくなります。
対象環境
LKバージョン : v9.5.1 (DataKeeper を使用する場合のみ)
オペレーティングシステム : Red Hat Enterprise Linux 8.3
(CentOS 8.3 /Oracle Linux 8.3は利用できません。)
インストール手順
- LKのインストールを実施してください。その際、DataKeeperも同時にインストールしてください。
- HADR-RHAS-4.18.0-all.x86_64.rpm をアンインストールしてください。 (例:rpm -e HADR-RHAS-4.18.0-all.x86_64)
- HADR-RHAS-4.18.0-240.el8.x86_64.rpm をインストールしてください。
(例:rpm -i HADR-RHAS-4.18.0-240.el8.x86_64.rpm) - HADR-RHAS-4.18.0-240.el8.x86_64.rpmが正しくインストールできていることを以下のように確認してください。
- rpmコマンドでpackageバージョンが手順の3.でインストールしたものになっていることを確認してください。実行例は次の通りです。
# rpm -qa | grep HADR-RHAS
HADR-RHAS-4.18.0-240.el8-9.5.2-7192.x86_64 - modinfoコマンドでsrcversionが「4D28905B495716F8DE604B3」となっていることを確認してください。実行例は次の通りです。
# modinfo nbd
filename: /lib/modules/4.18.0-240.el8.x86_64/weak-updates/lib/modules/steeleye-4.18.0-240.el8.x86_64/extra/nbd.ko
license: GPL
description: Network Block Device
rhelversion: 8.3
srcversion: 4D28905B495716F8DE604B3
(以下省略)
- rpmコマンドでpackageバージョンが手順の3.でインストールしたものになっていることを確認してください。実行例は次の通りです。
アンインストール手順
rmlkコマンドを用いてアンインストールを実施してください。その後、rpm -qa | grep HADR-RHAS-4.18.0 を実行して何も出力されないことを確認して、アンインストールされていることを確認してください。
RHEL8.3 にLK v9.5.1 をインストールする手順は以上です。
ファイル
本資料でご案内しておりますHADRモジュール (HADR-RHAS-4.18.0-240.el8.x86_64.rpm)を |