対象製品:以下製品の全バージョン
・LifeKeeper for Windows
・SIOS Protection Suite for Windows
リソース障害を検知した場合、LifeKeeper は対向ノードへリソースをフェイルオーバさせる動作を行います。リソースフェイルオーバ後、障害を検知したノード上のリソース状態は「障害(failed)」のままとなりますが、この挙動は LifeKeeper for Windows の仕様動作となります。
リソースの状態が「障害(failed)」の場合でもリソースの起動操作を実施することは可能です。
運用上、「障害(failed)」を「スタンバイ(StandBy)」の状態にする必要がある場合は、以下 A、B のどちらかの実施により「スタンバイ(StandBy)」の状態に戻してください。
A) LifeKeeper を再起動する。
B) ins_setst.exe によるリソースステータスの変更を行う。
%LKBIN%\ins_setst.exe -t <リソース名> -S { ISP | OSU }
パラメータの説明
-t:対象のリソース名を指定します。
-S:ISP =アクティブ(Active)
OSU =スタンバイ(StandBy)
例)リソース名「APP.0」を「スタンバイ(StandBy)」にする。
> %LKBIN%\ins_setst.exe -t APP.0 -S OSU
※ コマンドはリソース毎に実行する必要がございます。
※ ins_setst.exe ではリソース起動や停止といったリソース操作自体を行うことは出来ません。
(リソース操作は perform_action.exe を利用して実施ください)
※ ins_setst.exe を「アクティブ(Active)」リソースに対して実行した場合、意図せぬ障害検知を行う可能性があるため「アクティブ(Active)」リソースに対しては実行しないようにご注意ください。
改訂履歴
[公開日:2020年07月07日]
[改訂日:2024年03月14日]