LifeKeeperのリソース状態をブラウザから確認したいというケースの場合、LifeKeeper GUIをブラウザから表示/操作しようとするとポート要件等の理由で難しいケースがあります。そのようなケースでもブラウザから簡単にリソースステータスを確認する方法があります。
それは「LifeKeeper API for Monitoring」を利用する方法です。以下の設定をするだけで、ステータスが確認できます。
・779番ポートで通信できるようにする(参照するクライアントとクラスタノード間)
・参照したいクラスタノードの/etc/default/LifeKeeperに「LKAPI_MONITORING=true」を追加する
上記が設定できたら、クライアントのブラウザから以下のようにアクセスします。
http://<クラスタノードのIPアドレス>:779/Monitoring.cgi?format=html
<稼働系ノードを参照した時>
<待機系ノードを参照した時>
<lcdstatus -eの結果(稼働系ノード)>
LifeKeeper API for Monitoringの利用方法の詳細は、以下のURLを参照してください。
LifeKeeper API for Monitoring
http://docs.us.sios.com/spslinux/9.5.0/ja/topic/lifekeeper-api-for-monitoring
LifeKeeper API for Monitoringではなく、ブラウザからLifeKeeper GUIを表示する場合、以下のURLを参照してください。
ファイアウォールを使用した状態での LifeKeeper の実行
http://docs.us.sios.com/spslinux/9.5.0/ja/topic/running-lifekeeper-with-a-firewall
LifeKeeper for Linux v9.5.0からLKCLIを利用して構築(もちろんステータス確認も)が可能になりました。GUIを利用しない環境においてもクラスタ構成が容易に構築/運用できるようになっています。
LKCLI(LifeKeeper コマンドラインインターフェース)
http://docs.us.sios.com/spslinux/9.5.0/ja/topic/lkcli-lifekeeper-command-interface