LifeKeeper for Linux v8.3とLifeKeeper Single Server Protection for Linux v8.3がリリースされました。
製品受注・出荷開始日は2014年7月28日です。
本バージョンに合わせて、
HULFT7およびHULFT-HUBを保護する「HULFT Recovery Kit」と「HULFT-HUB Recovery Kit」の提供を開始します。
また、LifeKeeperのサブスクリプション製品として、
「SIOS Protection Suite for Linux – Subscription」をリリースいたします。
こちらも7月28日よりご提供を開始します。
各製品の詳細情報は下記の通りです。
1. LifeKeeper for Linux v8.3、LifeKeeper Singe Server Protection v8.3のアップデート
■新たにサポートされたプラットフォーム・ソフトウェア
[OS]
・LifeKeeper for Linux:
Unbreakable Enterprise Kernel Release 3 for Oracle Linuxをサポートしました。
・LifeKeeper Single Server Protection for Linux:
サポートされるプラットフォームが
LifeKeeper for Linux v8.3(SIOS Protection Suite for Linux v8.3)と共通となり、
従来より拡充されました。(上記の「Unbreakable Enterprise Kernel Release 3 for Oracle Linux」
も含みます。)
[クラウド環境]
・LifeKeeper for Linux:
Amazon EC2 のRegion間でのHAクラスタ構成(Cross Region構成)をサポートいたしました。
[注記]EC2 Cross Region構成には、
LifeKeeper for Linux v8.3から追加された「Route53 Recovery Kit」と
「Openswan Recovery Kit」を使用します。
構築の詳細については、
本バージョンのリリース後に製品ドキュメントサイト(http://jpdocs.us.sios.com/)
にて公開する「クイックスタートガイド」にてご確認ください。
なお、現時点においては、「Route53 Recovery Kit」と「Openswan Recovery Kit」は、
EC2 Cross Region構成時のみご利用可能です。
他の用途にはご利用いただけませんのでご注意ください。
※以下の各アップデートはLifeKeeper、Single Server Protection共通です。
■機能追加・変更
[LifeKeeper Core]
lkstop –nコマンドの動作をv8.0以前と同じ動作に変更できるようになりました。
[Postfix Recovery Kit]
main.cfのinet_interfacesに複数のIPアドレスを指定できるようになりました。
■改善・修正
[LifeKeeper Core]
umask を 077 に変更し LifeKeeper を再起動すると、
/etc/default/LifeKeeper ファイルのパーミッションが 600 に変更される問題を修正しました。
LifeKeeper の各デーモン起動時に出力されるログメッセージに一貫性をもたせるため
メッセージ内容を修正しました。
/opt/LifeKeeper/lkadm/bin/test_lkコマンドをメンテナンスしました。
[Oracle Recovery Kit]
リソースの起動時や停止時に不必要なログを出力していた点を修正しました。
[MD Recovery Kit]
縮退状態になった場合にSNMP Trapを発行するように修正しました。
2. HULFT Recovery Kit / HULFT-HUB Recovery Kitの追加
・LifeKeeper for Linux:
「HULFT Recovery Kit」と「HULFT-HUB Recovery Kit」を新たにリリースし、
HULFT7ならびにHULFT-HUBのサポートを追加しました。
HULFT Recovery Kit/HULFT-HUB Recovery Kit製品は無償でご提供いたします。
ご入用の際は担当営業までお声がけください。
HULFT Recovery Kit/HULFT-HUB Recovery Kitの保守は別途有償でご提供いたします。
3. SIOS Protection Suite for Linux – Subscription提供開始
LifeKeeper for Linux + DataKeeper (SIOS Protection Suite)をベースに、
サブスクリプションライセンス方式での製品のご提供を開始いたします。
SIOS Protection Suite for Linux – Subscriptionは、
LifeKeeper Core + DataKeeperと、 ARK適用権利がセットとなった製品です。
1ノード/1年単位で製品利用権+保守サービスを提供します。
SIOS Protection Suite for Linux – Subscriptionには以下の種類があります。
・SIOS Protection Suite Linux Lite – Sub (利用可能ARK数:0個)
・SIOS Protection Suite Linux Standard – Sub (利用可能ARK数:2個)
・SIOS Protection Suite Linux Advanced – Sub (利用可能ARK数:4個)
・SIOS Protection Suite Linux Enterprise – Sub (利用可能ARK数:6個)
上記の「利用可能ARK数」の範囲で、
別途サブスクリプション製品用Recovery Kitをご購入の上、ご利用ください。
サブスクリプション製品のご提供価格は価格表にてご確認ください。
[注記]
SIOS Protection Suite for Linux – Subscriptionは、
LifeKeeper製品の認定済みクラウド環境での利用のみをサポートいたします。
認定済みクラウド環境は以下のURLでご確認ください。
https://sios.jp/bcp/cloud-ha/environment/
LifeKeeper Singe Server Protectionのサブスクリプション製品はございません。
選択可能なRecovery Kitは下記の通りです。
下記に含まれない製品をご利用になりたい場合は、別途担当営業までお問い合わせください。
Web,Mail:Apache ARK、Postfix ARK
DataBase:DB2 ARK、PostgreSQL ARK、Oracle ARK、MySQL ARK
FileSystem:NFS Server ARK、LVM ARK、NAS ARK、Samba ARK
その他:Software Raid(MD) ARK、WebSphere MQ ARK、SAP ARK
※製品価格について価格表をご参照ください。