LifeKeeper for Linux / SIOS Protection Suite for Linux / Single Server Protection for Linuxの最新バージョンである、v9.3 がリリースされました。
製品受注・出荷開始日は 2018年8月8日です。
各製品の詳細情報は下記の通りです。
■ 機能拡張、追加
v9.3 では下記に関する機能追加、及び機能拡張がございます。
[機能拡張]
◆Quorum Witness Kit Enhancement
・Quorum Witness 機能は、フェイルオーバー時に各ノードが起動すべきか否かをより高い信頼度で
判定するための仕組みで、共有ストレージを介してこの判定を実施するstorageモードを追加しま
した。
・この共有ストレージには、物理ストレージ、RDM、iSCSI、VMDK、NFS、Amazon S3を利用すること
ができます。
注)storageモードは、今回リリースバージョンであるv9.3以降のバージョンをご使用時に利用可能と
なります。Witness Server-Quorum storageオプション申請書にて申請をしていただくことにより
利用できます。
◆Setup Script Enhancement
・configファイルを利用した非対話(Non-interactive)インストールが可能となります。これにより、
GUI経由でのオペレーションを介さず、LifeKeeperのインストール作業に関して、コマンドラインベー
スでの迅速な導入が可能となっております。
・その他、メニューからオプションARKをアンインストールすることが可能となります。
[機能追加]
◆EC2 / Route 53 RKのAWS HTTPプロキシの使用をサポートします。
・これにより、プロキシサーバーを使用したAWSへのアクセスが可能となります。
■ 追加されたサポートOS、ソフトウェア
v9.3において新規にサポートされたOS、ソフトウェアは以下の通りです。
[サポート対象OSの追加]
・Red Hat Enterprise Linux 7.5 (※)
・Oracle Linux 7.5 (※)
・CentOS 7.5 (※)
※カーネルの問題により、
データレプリケーション構成における非同期モードはサポートされません。
[サポート対象ソフトウェアの追加]
新規にサポート対象に追加されたソフトウェアはありません。
[サポート対象環境の追加]
・HPE SimpliVity
以下のサイトにて検証レポートを公開中です。
https://sios.jp/products/lkdk/product/download.html
◆その他、新たにサポートされたストレージを以下に記載します。
‐HPE Nimble Storage シリーズ
AF1000/3000/5000/7000/9000
CS1000H/1000/3000/5000/7000
‐Hitachi Virtual Storage Platform (VSPシリーズ)
F900/F700/F370/F350/G900/G700/G370/G350/G150
‐DELL Storage SCシリーズ
SC5020/SC7020/SC9000
‐NEC Storage
M12e/M120/M310F/M320/M320F/M710F
修正されたBug情報と修正内容に関しては、受注開始日・出荷開始日の2018年8月8日に当サイトに掲載されるTechnical Update Informationおよび、ドキュメントサイト(http://jpdocs.us.sios.com/)に掲載されるリリースノートをご参照ください。
更新履歴
[公開日:2018年8月8日]