Any Storageとは、LifeKeeper for Linux で利用可能なストレージを増やす製品開発計画を指します。
この計画に基づき、LifeKeeper for Linux v9.3.2以降では、共有ストレージとして利用可能な環境が従来より拡張されました。
LifeKeeper for Linux v9.3.2未満では利用可能な共有ディスク型のストレージは、以下1.~3.のいずれかの条件に該当する必要がありました。本ポリシーはオンプレミスに限定したものではなく、LifeKeeperがサポートしているパブリッククラウドにも適用されます。
1.サポートストレージ一覧に掲載されたストレージ
2.ストレージベンダーによって認定済みのストレージ
3.個別サポート済みのストレージ
LifeKeeper for Linux v9.3.2以降では、上記に加え、以下の新しいサポート条件が追加されました。
4.以下の条件をすべて満たす環境で利用されるストレージ
- OSやハードウェア、プラットフォームでサポート済みのストレージである
- LifeKeeper のSCSI Reservation 機能をオフにする
- LifeKeeper のQuorum/Witnessによるフェンシング機能を採用する
これにより、未サポートであったストレージやプラットフォームによる共有ディスク構成が採用可能となります。
※重要※
Any Storageのポリシーとして、LifeKeeper for Linuxの製品としての責任範囲はQuorum/Witness機能であり、個々の共有ストレージのに依存する事象については責任範囲外となります。このため、お客様の責任で十分な動作確認の上で採用をご検討願います。
*各機能の詳細は以下を確認してください。
改訂履歴
[公開日:2019年08月21日] [更新日:2019年10月21日] リンク先ドキュメントを最新のものに変更