■ 現象
リソースを起動した場合、
リソースで保護するサービス(プロセス)のnice値は、LifeKeeperでは0が設定されます。
しかしながら、OSの起動シーケンスによってリソースが起動された場合、
一部のサービスのnice値が0ではなく、10が割り当てられます。
なお、プロセスのスケジュール優先度が下がる事で、
LifeKeeper 製品の動作に影響する事はございません。
■ 原因
本事象は LifeKeeper 製品の不具合によるものです。
■ 影響範囲
以下の条件に該当するリソースが本現象が発生いたします。
Generic ARK,ApacheARK:
-LifeKeeper for Linux v8.2を含む全てのバージョン
Oracle ARK:
-LifeKeeper for Linux v8.0未満のバージョン
※Oracleリソースのみが該当します。Oracleリスナーリソースは該当しません。
■ 回避策
OS起動後、nice値が”10″となっているサービスのリソースを再起動(GUI からリソースの
Out of Service/In-Serviceもしくはparform_actionコマンドを使用してremove/restoreを実施することで、
nice値が”0″に設定されます。
■ 修正予定
今後のバージョンで修正する予定ですが、時期は未定です。