LifeKeeper for Linux / SIOS Protection Suite for Linux / Single Server Protection for Linuxの最新バージョンである、v9.4.1がリリースされました。
製品受注・出荷開始日は 2020年1月14日です。
各製品の詳細情報は下記の通りです。
■新機能
[機能追加]
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VMDK ARKの実装
LifeKeeperからPowerShellとPowerCLIを用いてVMwareハイパーバイザを直接制御することにより、VMwareで作成された仮想ハードディスクをLifeKeeperの共有ストレージとして安全に使用できるようになる機能を持つVMDK ARKを実装しました。
VMwareハイパーバイザを制御するために必要なソフトウェアは全てVMDK ARKに同梱されており、またLifeKeeper側で設定を行うため、お客様でソフトウェアのインストールと設定を行う必要はございません。詳しくは、オンラインドキュメンテーションをご参照ください。
※本機能は、Single Server Protection(以降SSP)ではサポートされません。SSPはは単体ノードでHAを実現するソフトウェアであり、共有ストレージを利用することはないためです。
■追加されたサポートOS、ソフトウェア
v9.4.1において新規にサポートされたOS、ソフトウェアは以下の通りです。
[サポート対象OSの追加]
- SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1
- Oracle Linux 7.7
- CentOS 7.7
以下のOSにつきましてはv9.4.0で追加サポートされています。
- Red Hat Enterprise Linux 7.7
[サポート対象ソフトウェアの追加]
- PowerGres V11
- PowerGres Plus V10
以下のソフトウェアにつきましてはv9.4.0で追加サポートされています。
- FUJITSU Software Enterprise Postgres 11
[サポート環境の追加]
- AWS Nitro System
- AWS Transit Gateway
[その他、特記事項]
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OpenJDKの同梱提供
LifeKeeperでは以前、ユーザインターフェース用にOracle社が無償提供している Oracle JRE (Java)を同梱提供してまいりましたが、Oracle社のサポートポリシー変更に伴い、LifeKeeper for Linuxでは、Oracle JREに代わり無償提供されている OpenJDK(AdoptOpenJDK 12.0.2)を同梱提供することと致しました。
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SAP HANA Recovery Kit 1.0/2.0 の統合
SAP HANA 1.0 Recovery KitとSAP HANA 2.0 Recovery Kitはひとつに統合され「SAP HANA Recovery Kit」となりました。
修正されたBug情報と修正内容に関しては、受注開始日・出荷開始日の2020年1月14日に本サイトに掲載されるTechnical Update Informationおよび、ドキュメントサイトに掲載されるリリースノートをご参照ください。