FailOver時にIPリソースのIPアドレスを使用して、同一サブネット上にブロードキャストpingを送信し、答えるサーバやルータがあるかで正しくFailOverしたか確認を行います。そのため、ブロードキャストpingに答えるサーバやルータが必要になります。
※Windows系OSは通常ブロードキャストpingに応えません。
[Linux]
/etc/default/LifeKeeper に、下記の記述を追加する事でブロードキャストへのping を停止することが可能です。ファイルを更新した時点で設定は有効になります。但し、この設定を行った場合ネットワーク障害の検出ができなくなります。ネットワーク障害の検出を行えない点を除きましては、従来通りのサポートサービスをご提供させて頂きます。
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NOBCASTPING=1
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LifeKeeper V6 Update1以降から、ブロードキャストpingの代わりに、通常のユニキャストpingで疎通確認を行う事が可能です。IPリソースのプロパティから「Modify Ping List」で設定可能です。
[Windows]
LifeKeeper for Windows v5.0 よりブロードキャスト ping を実施しないよう設定を変更することが可能です。
v8.2.1以降からIPリソースの仕様が疎通確認ではなくアダプタチェックへと変わったため、変更可能なのはv5.0以降からv8.2.1未満迄となります。
設定は以下のレジストリ値の変更で行えます。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Steeleye\LifeKeeper\RK\IP
値 : BroadcastPing
0x1 -> ブロードキャスト ping を実施 する(デフォルト)
0x0 -> ブロードキャスト ping を実施しない
変更の際は両サーバにて実施して下さい