対象製品
以下製品の全バージョン
SIOS Protection Suite for Linux
LifeKeeper for Linux
LifeKeeper Single Server Protection for Linux
概要
LifeKeeper for Linuxには、サポートに必要な情報を一括で収集するためのツール(lksupport) が標準で同梱されています。
サポートへのトラブル調査を依頼する場合や、サポートからの取得依頼がございましたら、以下の手順にて資料の取得をお願いいたします。
lksupportツール実行時の留意点について
・LifeKeeperが起動している状態で取得してください。
LifeKeeperが停止している状態で lksupportツールを実行した場合は一部の情報が取得できません。
特別な理由が無い限りは LifeKeeperが起動している状態で lksupportツールを実行してください。
また、lksupport ツール実行時はリソースを停止させる必要もございません。
・lksupportツール実行時の負荷や影響について。
lksupport ツールでは、コマンドによる情報取得、ログファイルのコピーを実行した後に圧縮していますので、ファイルを圧縮する程度の負荷はありますが、サーバ環境に大きな負荷をかける事はございません。
また、動作しているサービスへ影響を与えることもございません。
・lksupportツールの実行時間について。
お客様のご利用いただいている環境にも依存しますが、概ね 1~数分程度で完了します。
万一、あまりにも時間がかかる場合(10分以上)は、CTRL + C にて強制終了させてください。(lksupportツールのみ強制停止されます)
lksupport ツールによる資料取得手順
(1)サーバーに root ユーザでログインします。
(2)以下のように lksupport コマンドを実行します。
<コマンド実行例>
# /opt/LifeKeeper/bin/lksupport
(3) /tmp/配下に次の命名規則のファイルが生成されますので生成されたファイルを取得してください。
========================================================
/tmp/lksupport/<ホスト名>.lksupport.<タイムスタンプ>.tar.gz
========================================================
※上記ファイルをサポートへ送付した後は削除されても構いません。
(4)上記(1)~(3)の手順をLifeKeeperのインストールされているすべてのサーバー(※)で実行し、生成されたファイルをサポートへお送りください。
※LifeKeeper Single Server Protectionの場合は該当サーバーのみとなります。
なお、v8.0 以降では、以下の様に –full オプションを付与する事で、ローテーションされた全ての LifeKeeper のログと messages も取得できます。
<コマンド実行例>
# /opt/LifeKeeper/bin/lksupport --full
改訂履歴
[公開日:2011年03月11日]
[更新日:2013年02月01日] –full オプションについて追記しました。
[更新日:2013年12月10日] LifeKeeper Single Server Protection について追記しました。
[更新日:2016年07月20日] 旧製品に関する情報を削除しました。
[更新日:2022年10月31日] lksupportツール実行時の留意事項を追記しました。体裁を整えました。