本項では、LifeKeeperとNFS ARKを利用して既にNFSサーバを冗長化している環境において、
 新たに保護対象のエクスポート領域を追加する方法をご案内いたします。
- exportfs -i コマンドを実行し、追加対象のディレクトリをエクスポートします。
 このとき、コマンドライン中で付与したオプションはリソース作成後にも維持されます。
 なお、”-i”スイッチにより/etc/exportsファイルは無視されるため、追記する必要はありません。
 
 コマンド書式 : exportfs -i [-o option] <client:path>
 (コマンドについての詳細は exportfs(8) の man ページを参照してください)
- LifeKeeper GUI 管理画面より NFS リソースを作成します。
 保護対象とするエクスポートポイントの選択時に、手順1でエクスポートしたディレクトリを選択します。
- ウィザードに従い、リソースの作成を完了します。
 クライアントから、新たにエクスポートした領域をマウントできることを確認してください。
・注意点
 上記の追加手順では /etc/exports への書き込みを行いませんが、リソースを削除した際に LifeKeeper が保持しているエクスポート情報を /etc/exports に書き出す動作が行われます。