監視機能(クイックチェック)
アクティブノードでローカルで起動している仮想IPアドレスに対してPingを実行し、応答確認をします。
=> Ping応答なし
フェイルオーバーの処理を開始します。(exit 1)
=> Ping応答あり
ケーブルの接続状態について確認します。
接続状態の確認にはOSのipconfigコマンドを使用しています。
=> ケーブルのステータスが「DISCONNECTED」だった場合、
フェイルオーバーの処理を開始します。(exit 1)
=> 接続が確認できた場合
クイックチェックを正常終了します。(exit 0)
監視機能(詳細チェック)
スタンバイノードが起動しているかを確認します。
=> スタンバイノードが起動していない場合
詳細チェックを正常終了します。(exit 0)
=> スタンバイノードが起動している場合
スタンバイノードからのアクティブノード上の仮想IPアドレスに対してping
を実行し、応答確認を行います。
=> Ping応答あり
詳細チェックを正常終了します。(exit 0)
=> Ping応答なし
ケーブルの接続をipconfigコマンドで確認し、接続されていない場合は
その旨のメッセージをイベントログに出力します。次にBroadcast Ping
の設定が有効か無効か確認します。
=> Broadcast Pingが有効である場合
Broadcast Pingによるネットワークの通信状態を確認します。
=> Broadcast Ping応答なし
ネットワークの状態について確認するようログにメッセージを出力します。
この時点ではフェイルオーバーは行わず終了します。(exit 0)
=> Broadcast Ping応答あり
再度スタンバイノードからのPingを実施します。
=> Broadcast Pingの設定が無効である場合、または、Broadcast Pingに応答があった場合
スタンバイノードからのPingを再度行います。
=> Ping応答あり
詳細チェックを正常終了します。(exit 0)
=> Ping応答無し
スタンバイノードのLifeKeeperの起動状態を確認します。
=> 起動している
フェイルオーバーを行います。(exit 1)
=> 起動していない
フェイルオーバーできないためフェイルオーバーを行わず終了します。(exit 0)
起動処理
C:/LK/admin/kit/Ipapp/bin/ips_ipchange.exeを使用して仮想IPアドレスをOS上に作成します。
作成後クイックチェックスクリプトを実行して、仮想IPアドレスが正常に起動したかを確認します。
停止処理
C:/LK/admin/kit/Ipapp/bin/ips_ipchange.exeを使用して仮想IPアドレスをOS上から削除します。
改訂履歴
[公開日:2011年03月11日] [更新日:2018年09月27日] タイトルを更新しました。