対象製品:
・SIOS Protection Suite for Windows
・LifeKeeper for Windows
対象バージョン:
全バージョン
事象:
LifeKeeperサーバーが動作中にシステム時計を過去や未来の日付・時刻に変更してしまうと、LifeKeeperのコミュニケーションパスでエラーとなる場合がございます。
これは、コミュニケーションパスの時刻計算処理に矛盾が生じるためです。
なお、その他のLifeKeeperの機能には影響しません。
※ただし、ライセンスキーを発行した日付以前にサーバーのシステム日付を戻した場合は、ライセンスエラーとなりLifeKeeperが起動しません。
このような場合は、正しい日付に修正してからLifeKeeperを起動してください。
対処:
通常、システムの時刻変更に伴う通信パスのエラーでは即時回復する動作となりますのでお客さまによる対処は不要になります。
※LifeKeeperがライセンスエラーとなり起動に失敗する場合は、日時を正しく設定しLifeKeeperを起動してください。
なお、希にコミュニケーションパスエラーが継続するような状況となるケースがございますので、そのような場合は以下の方法にて対応してください。
1)LifeKeeperを停止します。
2)システム日時を正しく設定します。
3)LifeKeeperを起動します。
上記の操作復旧しない場合は、両ノードのOS再起動やコミュニケーションパスの再作成などが必要になるケースがあります。