2012年7月31日(火)より、LifeKeeper for Linux v8の販売を開始いたしました。
以下が詳細となります。
■以下のプラットフォームを新たにサポートしました。
・Red Hat Enterprise Linux 5.8
・Oracle Enterprise Linux 5.8 (Non-UEK kernels)
・Red Hat Enterprise Linux 6.2
・CentOS 6.2
■機能追加・変更
[全般] ・独自形式のログ出力からsyslogによるログ出力に変更となりました。以下の機能が対象となります。
Core , IP, DataKeeper for Linux, Generic Application
[Core] ・TCP-IP プロトコルによる pingnfs に対応しました。
[Generic Application] ・GUI 画面にヘルプを追加しました。
[Oracle] ・SYSOPER 権限のユーザーに対応しました。
・oratab が/etc と /var/opt/oracle ディレクトリのいずれかに配置されていても、それぞれ参照できるようになりました。
・lksupport 実行時にOracleに関する不要な情報を取得しないようにしました。
・既に保護されているリスナーが、保護されていないリスナーの一覧に表示されないように修正しました。
[SAP] ・インターフェースを標準的なSAP HAに統合しました。
[DataKeeper for Linux] ・bitmap ファイルの read bufferが512bytes の場合、ある特定のファイルシステムやストレージドライバーを使用する際に十分なパフォーマンスを発揮できなかった為、read buffer を8k bytes に変更しました。
[Generic Application] ・GUI 画面にヘルプを追加しました。
[その他] ・従来のインストールCDとCoreディレクトリを統合した、新しいセットアップCDに変更しました。
・インストール時に redhat-lsb パッケージへの依存関係のチェックするように修正しました。
■修正
以下の不具合修正を行いました。
[Core] ・インストール時に insserv のエラーが出力される。
・recover 失敗時等LifeKeeperから実行される system halt 処理で本来出力されるべきログ群が出力されない。
[IP] ・リソース作成時に初期値としてNIC に eth0 以外を指定した場合でも、拡張する際の初期値として eth0 が選ばれてしまう。
・VLAN のインターフェースカードが一覧に表示されない。
[DataKeeper for Linux] ・レプリケーション用NICで ipv6 が有効な状態であり、且つ ipv6 アドレスがない場合、nbd-server コマンドが失敗する。
・Cent OS6.1 64bit OSで、SDR リソースの作成に失敗する。
[Oracle] ・リスナーにエイリアス名を使用した場合にリソース作成に失敗する
・2つ目の Oracle listener リソースの作成時に不正なIPアドレスが表示される。
・quickcheck 時にremove/recoveryの状態であるか確認していなかった不具合。
・プロパティ画面の起動に時間がかかってしまう。
・database サービスが既に起動しているとlistener サービスが自動起動となっていても自動的に開始されない。
・リスナー名を取得する処理の正規表現の不具合。
・プロパティページにユーザー情報変更のためのアイコンが表示されていない
[その他] ・インストール時にbinfmt_misc がインストールされていないとJavaのインストールに失敗する。