ハートビートの全断となる要因として考えられるのは以下のものがございます。
1.ノード障害
2.ハートビートに使用するネットワークの通信障害
3.システム負荷によるハートビート通信の応答遅延
1. 2. のどちらにも該当しない場合は、3. に該当する可能性があります。
応答遅延によってハートビートが全断する場合には、システム負荷の緩和もしくは、ハートビートの設定のチューニングが有効です。
Windows版のチューニング方法
Windows版では、コミュニケーションパスの作成時に値を指定します。従って、チューニングを行う場合はコミュニケーションパスの再作成が必要です。
コミュニケーションパスの作成時に指定する値については、以下のテクニカルドキュメントの情報をご参照ください。
Linux版のチューニング方法
/etc/default/LifeKeeperのパラメータを調整することで対応可能です。詳細については以下の情報をご参照ください。
LifeKeeper for Linux のハートビートの設定について
改訂履歴
[公開日:2013年12月20日]
[更新日:2016年10月17日] Windows 版のリンク先ドキュメントを v8.4 へ変更
[更新日:2017年12月01日] Windows 版のリンク先ドキュメントを v8.6 へ変更
[更新日:2018年3月19日] Windows 版のリンク先ドキュメントを v8.6.1 へ変更
[更新日:2019年5月13日] リンク変更
[更新日:2018年3月19日] Windows 版のリンク先ドキュメントを v8.7.0 へ変更