現象:
・Windows Server 2003でリモートデスクトップ接続からサーバーをシャット
ダウンすると、データベース等に異常終了を意味するログが記録される。
・Windows Server 2003でリモートデスクトップ接続からサーバーをシャット
ダウンすると、予期せぬフェイルオーバーが実施される。
原因:
Windowsはシャットダウン時にデフォルト値で20秒間各サービスの停止を待ち
ますが、Windows Server 2003をリモートデスクトップ接続からシャットダウ
ンさせると、サービスの停止を待たずにシャットダウン処理が継続される不具
合があります。この影響により、LifeKeeperを含めたサービスが停止する前に
OSが停止する場合があるので、予期せぬフェイルオーバー等が実施されること
があります。
上記不具合の詳細は、マイクロソフト社のKnowledge Base 文章番号930045を
ご参照下さい。
http://support.microsoft.com/kb/930045
該当するLifeKeeperのバージョン:
LifeKeeper for Windows の全バージョン
対処:
・修正プログラム(Hotfix)を適用する
上記KB930045の不具合は、問題を修正したHotfixがマイクロソフト社より配
布されています。
・リモートデスクトップ接続からサーバーのシャットダウンを行わない。
以上
掲載日: 2008年2月29日