過去のバージョンからv7へバージョンアップされる場合、次の2点
の注意点があります。該当する場合にはこの内容をご参照ください。
■Language Supplementを7へバージョンアップする場合について
■SDRボリュームリソースを使用されており、SteelEye DatareplicationをData
Keeperへアップデートする際の手順について
■Language Supplementを7へバージョンアップする場合について
バージョンアップ手順につきましてはドキュメント、「LifeKeeper for Windows
プランニングおよびインストールの手引き」の33ページ「LifeKeeper とSteel
Eye DataKeeper のアップグレード」をご確認いただくこととなります。この中
でアップグレードの手順の7番としてLanguage Supplement パッケージのアップ
グレード方法は以下のように記載しております。
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7. 適切なインストール・プログラムを実行して、必要に応じて、Language
Supplement パッケージとオプションのリカバリー・キットをアップグレード
してください。
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ここで、そのままv7のLanguage Supplementのインストールパッケージを実行
してもアップグレードすることができません。アップグレードをするには、
一度古いLanguage Supplementをアンインストールする必要が有ります。Langu
age Supplementをアップグレードする際の手順は以下のとおりです。
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1:コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を起動し、古いバージョ
ンのLanguage Supplementをアンインストールします。
2:v7のLanguage Supplementのインストーラを実行し、インストールします。
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手順は以上です。古いバージョンのLanguage Supplementは必ず「プログラム
の追加と削除」を使用してアンインストールしてください。マニュアルにある
手順の7を上記の手順に置き換えてください。
■SDRボリュームリソースを使用されており、SteelEye DatareplicationをData
Keeperへアップグレードする際の手順について。
通常のアップグレード手順では、バックアップノードをアップグレードし、全
てのリソースをバックアップノードへスイッチオーバーします。これによって
アップグレード時のサービス停止時間をできるだけ短くすることができます。
しかし、SDRによるボリュームリソースが設定されている場合、両ノードとも
DataKeeperにアップグレードしなければリソース階層をスイッチオーバーする
ことができません。そのため、プライマリーノードをアップグレードする間
サービスを停止させる必要があります。アップグレードを計画する際には、
この点についてご留意ください。
手順はマニュアル「LifeKeeper for Windowsプランニングおよびインストール
の手引き」の33ページ「LifeKeeper とSteelEye DataKeeper のアップグレード」
とほぼ同じ手順です。ただし、バックアップノードのアップグレードが完了した
あとのリソースのスイッチバックの手順がありません。
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プライマリーノードのホスト名を「Sys1」、バックアップノードを「Sys2」と
します。
○バックアップノードのアップグレード
1. バックアップ・サーバー Sys2のLifeKeeper GUI とSteelEye DataKeeper
GUIを終了します。
2. コマンド・プロンプトを開き、「$LKROOT\bin\lkstop」と入力して、LifeK
eeper サービスをすべて停止させます。($LKROOT はLifeKeeper インストール
・パスで、デフォルトはC:\LK です)。「LIFEKEEPER NOW STOPPED」というメ
ッセージが表示されるまで待ちます。
3. バックアップ・サーバーSys2のLifeKeeper for Windowsをアップグレード
します。セットアップ・プログラムを実行して、LifeKeeper for Windowsをア
ップグレードします。[はい]をクリックして、LifeKeeperのアップグレードを
続けます。
4. 既存のLifeKeeper ファイルがLifeKeeper に上書きされます。ライセンスマ
ネージャユーティリティを使用して新しいLifeKeeper のライセンスキーをイン
ストールする必要があります。v7 以前のLifeKeeper のライセンスではLifeKe
eper v7は起動しません。バックアップ・サーバーは、SteelEye Data Replica
tionがSteelEye DataKeeper にアップグレードされるまで再起動しないでくだ
さい。
5. バックアップ・サーバーSys2のSteelEye DataKeeper for Windowsをアップ
グレードします。SteelEyeDataKeeper for Windowsセットアップ・プログラム
を実行してください。[はい]をクリックして、SteelEye DataKeeper のアップ
グレードを続けます。SteelEye DataKeeper のライセンス・キーがシステムに
登録されている場合は、[キャンセル]をクリックし、License Key Utilityを
終了します。
重要: システム名を使用して作成した既存のミラーは、アップグレード・プロ
セスでIPアドレスを使用するように変換されます。アップグレード・プロセス
で表示されるWeb ページ上でミラーのソースとターゲットのIP アドレスを選
択します。Web ブラウザでActiveX の実行が無効になっている場合は、ブラウ
ザの上部を右クリックして、ActiveX を有効にする必要があります。
6. バックアップ・サーバーSys2を再起動します。
7. 適切なインストール・プログラムを実行して、必要に応じて、Language S
upplement パッケージとオプションのリカバリー・キットをアップグレードし
てください。(Language Supplementをアップグレードする際には、古いLan
guage Supplementをあらかじめアンインストールする必要が有ります。詳細は
前述の「Language Supplementのアップグレードについて」を確認してください。)
クラスター内のバックアップ・サーバーごとに、上記の手順 1 潤オ 7 を繰り返
してください。
○プライマリー・サーバーのアップグレード
8. プライマリー・サーバーSys1のLifeKeeper GUI とSteelEye Data Keeper
GUIを終了します。
9. コマンド・プロンプトを開き、「$LKROOT\bin\lkstop」と入力して、Life
Keeper サービスをすべて停止します($LKROOT はLifeKeeper インストール・
パスで、デフォルトはC:\LK です)。「LIFEKEEPER NOW STOPPED」というメ
ッセージが表示されるまで待ちます。
10. プライマリー・サーバーSys1のLifeKeeper for Windowsをアップグレード
します。セットアップ・プログラムを実行して、LifeKeeper for Windowsをア
ップグレードします。[はい]をクリックして、LifeKeeperのアップグレードを
続けます。
11. 既存のLifeKeeper ファイルがLifeKeeper に上書きされます。ライセンス
マネージャユーティリティを使用して新しいLifeKeeper のライセンスをイン
ストールする必要があります。V7 以前のLifeKeeper のライセンスはLifeKee
per v7 では起動しません。プライマリー・サーバーは、SteelEye DataKeeper
のアップグレードが完了するまで再起動しないでください。
12. プライマリー・サーバーSys1のSteelEye DataKeeper for Windowsをアッ
プグレードします。SteelEye DataKeeper for Windows のセットアップ・プロ
グラムを実行してください。「はい」をクリックしてSteelEye Data Replicat
ion をアップグレードしてください。ライセンスマネージャユーティリティを
使用して新しいDataKeeper のライセンスをインストールする必要があります。
SteelEye Data Replication のライセンスではSteelEye DataKeeper は起動し
ません。プライマリサーバSys1 を再起動してください。
13. 適切なインストール・プログラムを実行して、必要に応じて、Language
Supplement パッケージとオプションのリカバリー・キットをアップグレード
してください。(Language Supplementをアップグレードする際には、古いLan
guage Supplementをあらかじめアンインストールする必要が有ります。詳細は
前述の「Language Supplementのアップグレードについて」を確認してください。)
14. Sys1上で、[スタート]、[プログラム]、[LifeKeeper]、[LifeKeeper GUI] の順に選択して、LifeKeeper GUIを起動し、Sys1 にログインします。
上記の内容は製品版CDの「アップグレードされる際の注意点.txt」の内容と同じです。