[Linux][Windows]
[ 設定内容 ]
parent : eth0 側の IP リソース
child : eth1 側の IP リソース
LifeKeeper for Linuxをご使用の場合、上記の依存関係でeth0 側の IP リソースを選択してスタンバイ側へ手動で切り替えた場合(スイッチオーバー)すると、eth0、eth1 共にスタンバイ側へ切り替わります。しかし、eth1 側の IP リソースを選択してスタンバイ側へスイッチオーバーすると、eth1 側は切り替わりますが、eth0 側は、切り替わりません。
それに対して、システム稼働中にフェイルオーバーが行われた場合、依存関係を持つリソースは全てバックアップノード側へフェイルオーバーします。よって、eth1 側の IP リソースに障害を検知してフェイルオーバーが発生した場合は、eth0 側の IP リソースもフェイルオーバーします。
GUI による「 In-Service 」操作はフェイルオーバー動作とは異なりますので child ( eth1 )リソースを切り替えても parent ( eth0 ) リソースがスイッチオーバーしないのはマニュアル切替え操作の動作として正常な動作です。
メンテナンスなどで計画的にサーバを切り替える際は、parent リソースをスイッチオーバ操作してください。child リソースは自動的にスイッチオーバします。