このドキュメントでは、HP社のMSA2300シリーズ(FCとSASモデル)のストレージとRedHat Enterprise Linuxの組み合わせを、LifeKeeper for Linuxで保護する場合の構成についてご紹介します。
クラスタの構成要素
この文書では、以下の構成についてご紹介いたします。
ハードウェア接続の概略図を以下に示します。接続に関する詳細情報は、HP社にご確認ください。
今回MSAを共有ディスクとして構成すると共に、PostgreSQL Plus Advanced ServerをLifeKeeper for Linuxでクラスタリングする流れをご紹介いたします。
構築作業の流れ
本構成を作成する場合の作業の流れは以下のとおりです。
1)~4)に関する具体的な操作・手順は、HP社にご確認ください。
6)~8)に関しては、LifeKeeper製品に添付されております”スタートアップガイド”、または下記のサイト
からダウンロードしご参照ください。
Downloads for Linuxドキュメント
9)に関しては、Postgres Plus Advanced Server 8.3向けの手順を以下のURLでご案内しています。
[Linux] Postgres Plus Advanced Server 8.3(Enterprise DB)を保護するには
LifeKeeperのリソース構成について
PostgreSQL Plus Advanced Serverのリソース作成完了後、LifeKeeperで保護されたリソースの状態は以下のようになります。
- pgsql-5444 : PostgreSQL Plus Advanced Serverのリソース
- ip-10.1.5.112:仮想IPアドレス
- share1,dmmpp16938,dmmp17014:共有ファイルシステムとDMMPリソース
以上です。