同時に稼動するクラスタノードの数だけライセンスキーが必要となります。
例えば、以下のようなクラスタ環境である場合は2ノード分のライセンスが必要となります。
Bladeサーバ3台を以下のように使用することを想定しています。
Bladeサーバ1: SAN上のディスク1からOSブート。LifeKeeperクラスタ Active
Bladeサーバ2: SAN上のディスク2からOSブート。LifeKeeperクラスタ Standby
Bladeサーバ3: 待機
例えば、Bladeサーバ2 に障害が発生したときに、
Bladeサーバ1: SAN上のディスク1からOSブート。LifeKeeperクラスタ Active
Bladeサーバ2: ×
Bladeサーバ3: SAN上のディスク2からOSブート。LifeKeeperクラスタ Standby待機
このように、Bladeサーバ2の環境を Bladeサーバ3に引き継ぐことを想定しています。
LifeKeeper のインストール数は、SAN上のディスク1,2にそれぞれ一つとなります。
【ご注意】
LifeKeeper のバージョンにより、MACアドレスに紐づいたノードロックライセンスを使用しています。
ノードロックライセンスを使用しているバージョンの LifeKeeper が稼働するサーバの MAC アドレスがライセンスキー取得時と変わってしまった場合、LifeKeeper を起動できなくなりますのでご注意ください。
このため、ノードロックライセンスのバージョンを使用している LifeKeeper をご利用頂く場合は、保守・メンテナンスなどにより SAN Boot で起動されるサーバが他の Blade 等で稼働するようなケースでも変更されない同じ MAC アドレス情報を持って起動するように各ベンダー様のブレードシステムで構成するようにしてください。
各バージョンのライセンス形態については以下の資料をご参照ください。
[Linux/Windows]バージョン毎のライセンス種類の一覧https://lkdkuserportal.sios.jp/hc/ja/articles/360037359552
改訂履歴
[公開日:2011年10月12日] [更新日:2016年7月22日]