mirror_actionのfullresyncオプションを使用すると、ミラー領域の全同期処理が行えます。ミラー元とミラー先のデータの整合性が保たれていない状況に陥った場合に、mirror_actionのfullresyncオプションをご利用ください。ミラー元、ミラー先のデータの整合性が保たれない状況に陥るケースは、誤って待機ノードのレプリケーション領域のデータを書き換えてしまった場合や、バックアップデータを待機系のレプリケーション領域にリストアした場合等などが挙げられます。全同期処理を行うためには、レプリケーション領域は一時停止状態になっている必要があります。
全同期するためのコマンド
# mirror_action <TAG名> fullresync [ソースノード名] [ターゲットノード名]
一時停止するためのコマンド
# mirror_action <TAG名> pause [ソースノード名] [ターゲットノード名]