[事象]
Oracleリスナーリソース作成時に、「The file “/oracle_path/listener.ora” is not a valid listener file. The file does not contain any listener definitions.」のエラーが出力し、リソースの作成ができない。
[解決策]
Oracle Recovery Kit は、静的に構成されたリスナーを保護対象としているため、listener.ora の SID_LIST セクションにリスナーに関するサービス情報を記載する必要があります。
以下のサンプル書式をご参照のうえ、設定してください。
[サンプル書式]
SID_LIST_LISTENER = (SID_LIST = (SID_DESC = (SID_NAME = orcl) (ORACLE_HOME = /u01/app/oracle/product/11.1.0) ) ) LISTENER = (DESCRIPTION_LIST = (DESCRIPTION = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 仮想IPアドレス)(PORT = 1521))) ) )
リスナーを保護する上での設定につきましては、テクニカルドキュメントの下記ページにも記載がございますので、ご一読ください。
Oracle Recovery Kit 管理ガイド /
LifeKeeper 保護用の Oracle Net Listener の設定
改訂履歴
[公開日:2015年9月11日] [更新日:2016年10月17日] リンク先ドキュメントを v9.1.0 へ変更 [更新日:2017年7月5日] リンク先ドキュメントを v9.1.2 へ変更 [更新日:2017年10月23日] リンク先ドキュメントを v9.2.0 へ変更 [更新日:2017年12月18日] リンク先ドキュメントを v9.2.1 へ変更 [更新日:2018年3月19日] リンク先ドキュメントを v9.2.2 へ変更 [更新日:2018年9月7日] リンク先ドキュメントを v9.3 へ変更 [更新日:2019年5月13日] リンク変更 [更新日:2019年10月21日] リンク先ドキュメントを v9.4.0 へ変更