管理者パスワードを変更した場合の LifeKeeper 製品群への影響について記載します。
【Linux:rootパスワードの変更に伴う影響】
注意:クラスター内の root パスワードは同一にしてください。
製品として影響を受けるのは、大きく以下の二点です。
– GUI のログインパスワード
– lkpolicy コマンドの認証情報
GUI のログインパスワードについて
LifeKeeper GUI へのログイン情報は、OS のユーザー管理情報を用いています。そのため、root のパスワードを変更すると、GUI のパスワードも変更されます。
LifeKeeper GUI ログイン時には、新たに設定した root パスワードを使用してください。
lkpolicy コマンドの認証情報について
lkpolicy コマンドは、認証情報としてユーザー情報とパスワード情報を保持しています。
lkpolicy を用いてリソースの動作ポリシーを設定している場合は、以下リンク先に記載の手順にてサーバー認証情報の変更を行ってください。戻る
SIOS Protection Suite for Linux 9.4.1 テクニカルドキュメンテーション > 認証情報の設定
lkpolicy コマンドを使用したリソースの動作ポリシー設定について詳しくは、以下をご参照ください。
SIOS Protection Suite for Linux 9.4.1 テクニカルドキュメンテーション > リソースポリシー管理
【Windows:Administratorパスワードの変更に伴う影響】
注意:ワークグループ認証を利用する場合、クラスター内の Administrator パスワードは同一にしてください。
製品として影響を受けるのは、大きく以下の二点です。
– GUI のログインパスワード
– 各サービスの起動ユーザーのパスワード
GUI のログインパスワードについて
LifeKeeper GUI および DataKeeper GUI へのログイン情報は、OS のユーザー管理情報を用いています。そのため、Administrator のパスワードを変更すると、GUI のパスワードも変更されます。
LifeKeeper GUI または DataKeeper GUI ログイン時には、新たに設定した Administrator パスワードを使用してください。
各サービスの起動ユーザーのパスワード
(LifeKeeper のサービス)
– LifeKeeper External Interfaces
– LifeKeeper
(DataKeeper のサービス)
– SIOS DataKeeper
Windows サービスにて上記サービスの起動パスワードの変更を行い、サービスを再起動してください。
改訂履歴
[公開日:2018年11月13日][更新日:2019年05月13日] リンク修正[更新日:2019年10月21日] リンク先ドキュメントを v9.4.0 へ変更