- 2024年7月11日(木)
LifeKeeper for Windows / SIOS Protection Suite for Windows / DataKeeper for Windows Cluster Edition / Single Server Protection for Windowsの最新バージョンである、v8.10.1がリリースされました。
主な機能追加・機能拡張等
- perl のアップデート
- パッケージに同梱されている perl のバージョンが 5.32.1 にアップデートされました。
- この変更に伴いカスタムPerlコードの変更が必要になる場合があります。詳細については、Perl 5.8.8からPerl 5.32.1へのアップグレード を参照してください。
- AWS Outposts のサポート
- 本リリースから Outposts 上で展開されるシステムで LifeKeeper による HA 構成が可能となりました。これにより、基幹業務に関わるシステムを高い可用性を担保しながらOutposts上で運用することが可能となります。
- AWS上で IMDSv2 のサポート
- IMDSv2を有効化したAWSのインスタンス上でLifeKeeperの稼働が可能となり、LifeKeeperを構成するコンポーネントもIMDSv2によるインスタンスメタデータの取得に対応しました。
- LifeKeeper for Windows のすべてのバイナリに「コード署名」
- LifeKeeper for Windowsの全てのバイナリーに「コード署名」を行いました。これにより、お客様はソフトウエアが信頼できるソースからのものであることの確証が得られ、実行可能ファイルが署名後に変更されていないことを保証する完全性が実現されます。
- Oracle ARK が「OS認証」に対応
- これまでOracle ARKを使用してリソースを作成する際、ユーザー名とパスワードの入力が必須でした。「OS認証」に対応したことでリソース作成時のユーザー名とパスワードの入力が不要になります。
- リソース監視における LifeKeeper for Linux とのユーザー体験の統一
- リソース階層の上位リソースが停止した場合であっても、そのリソース階層に属する下位のリソースがサービス中(ISP)の場合には監視の対象とし、異常を検出した場合はローカルリカバリーやフェイルオーバーの実行が可能になりました。
- DataKeeper 使用時のエラーメッセージ表示
- DataKeeper使用時に、ミラー側のIPアドレスが変更になった際には「 changemirrorendpoints」コマンドで環境の再設定が必要です。 ミラー側のIPアドレスが変更になった際、DataKeeperは変更を検知し、警告とガイダンスをGUI上に表示するようになりました。
- openJDK のアップデート
- 従来版ではいくつかの日本語テキストが表示されない問題がありましたが、openJDK をアップデートする事により修正されました。
- openSSL のアップデート
- openSSL 1.0.x のサポートが終了したのに伴い、LifeKeeper for Windows に同梱されている openSSL のバージョンもサポートされている バージョンへアップデートしました。
本リリースの内容については弊社コーポレートサイトで公開されているリリース案内、及び製品マニュアルページにある各プロダクトのリリースノートをご確認ください。