LifeKeeper for Linux v9.8.1はRed Hat Enterprise Linux 8.10 / Rocky Linux 8.10 / Oracle Linux 8.10(RHCK)にインストールして利用できます。お客様のご利用環境が条件に該当する場合は、手順に従ってLifeKeeperのインストールを行ってください。
該当条件
- LifeKeeper for Linuxバージョン: v9.8.1をご利用中もしくはご利用予定のお客様
- DataKeeper(データレプリケーション環境)をご利用中もしくはご利用予定のお客様
- 次のいずれかのOSをご利用中もしくはご利用予定のお客様
- Red Hat Enterprise Linux 8.10
- Rocky Linux 8.10
- Oracle Linux 8.10(RHCK)
上記の条件に全て該当するお客様はLifeKeeper for Linux v9.8.1でDataKeeperを利用するために必要なHADRパッケージを提供しております。HADRパッケージが必要なお客様は、後述のお問い合わせ窓口までご連絡ください。なお、下記のケースは条件に該当しませんので、通常のインストール手順でLifeKeeperをインストールしてください。
該当しないケース
- DataKeeperをご利用しないお客様
- Oracle Linux 8.10でUEKをご利用中もしくはご利用予定のお客様
- LifeKeeper Single Server Protection for Linux v9.8.1をご利用のお客様
インストール手順
- 「HADR-RHAS-4.18.0-553.el8_10.x86_64.rpm」ファイルをLifeKeeperをインストールするサーバーの任意の場所に配置してください。本資料の手順では /root以下に置かれているものとします。それ以外の場所の場合はパス名を適宜読み替えてください。
- 通常のLifeKeeperのインストール手順に従い、 setupスクリプトを実行する状態まで進めてください。
- setupスクリプトを実行する際、以下のように実行してください。
# setup --addHADR /root/HADR-RHAS-4.18.0-553.el8_10.x86_64.rpm
- 以降は通常の手順の通りsetupスクリプトを完了させてください。
インストール手順は以上です。
インストール完了後、指定したHADRパッケージが正しくインストールされていること確認するために「HADRパッケージのインストール確認」の手順を実施してください。
HADRパッケージのインストール確認
- rpmコマンドを使用して、インストール手順で指定したHADRパッケージ「HADR-RHAS-4.18.0-553.el8_10.x86_64.rpm」がインストールされていることを確認してください。実行例は次の通りです。
# rpm -q HADR-RHAS-4.18.0-553.el8_10
HADR-RHAS-4.18.0-553.el8_10-9.8.2-7685.x86_64
- modinfoコマンドでsrcversionが「4430A1EE6AE7A87E6977407」となっていることを確認してください。実行例は次の通りです。
# modinfo nbd
filename: /lib/modules/4.18.0-553.el8_10.x86_64/weak-updates/lib/modules/steeleye-4.18.0-553.el8_10.x86_64/extra/nbd.ko
license: GPL
description: Network Block Device
rhelversion: 8.10
srcversion: 4430A1EE6AE7A87E6977407
(以下省略)
アンインストール手順
LifeKeeperをアンインストールする場合は、rmlkコマンドを用いてアンインストールを実施してください。その後、rpm -qa | grep HADR-RHAS を実行して何も出力されないことを確認して、アンインストールが完了していることを確認してください。
ファイル
本記事でご案内しておりますHADRモジュール (HADR-RHAS-4.18.0-553.el8_10.x86_64.rpm)を |