LifeKeeper for Linux は現在 「LVM 上での DataKeeper の使用」と「 DataKeeper 上での LVM の使用」の両方をサポートしています。
ここでは、標準的な DataKeeper の設定である 「LVM 上での DataKeeper の使用」の場合の拡張手順を説明します。
【拡張手順】
以下の手順はリソースが In-Service(ISP) の状態で実施できます。※1
1.ソースノードで対象 LV の拡張を実施する
2.ターゲットノードで対象 LV の拡張を実施する
3.ソースノードにて以下コマンドでミラーディスクのリサイズを実施する ※2 ※3
mirror_resize –s <size in KB> <tag>
4.ソースノードにて以下コマンドでファイルシステムのリサイズを実施する ※3
xfs_growfs -d <mount point>
※1 LifeKeeper v9.5.0 以降では、リソースが In-Service でもミラーのサイズを変更できます。ただし、ミラーがオンライン(ISP)のときにサイズ変更を実行すると、 full resync が必要になります。 ミラーがオフライン(OSU)のときにサイズを変更すると、拡張した領域のデータのみが同期されます。
※2<size in KB> には拡張後の LV のサイズを指定
※3ターゲットノードでの実施は不要
【関連URL】
・コマンドラインからのミラー管理
https://docs.us.sios.com/spslinux/9.8.0/ja/topic/command-line-mirror-administration
・DataKeeper で LVM を使用する
https://docs.us.sios.com/spslinux/9.8.0/ja/topic/using-lvm-with-datakeeper
改訂履歴
[公開日:2024年4月16日]