【背景】
- 作成したGenericARKスクリプトを試験的に手動で実行したところ、想定される結果が得られなかった。
【質問】
- GenericARKについて、LifeKeeper上でサービス起動時に実行される処理と手動でスクリプトを実行した際の処理結果が異なりますが、考慮すべき点はありますか?
【回答】
- スクリプトを手動にて実行された際に OS へのログオンを実施されていたアカウントと、LifeKeeper サービスのログオンアカウントが異なる場合、スクリプトの仕組み次第では、スクリプトの実行結果に差異が生じる可能性があります。そのため、LifeKeeperのログオンアカウントをOSのログオンアカウントに変更して、スクリプトの実行結果が期待した動作になることを確認ください。
- LifeKeeper サービスの起動に伴う、リソースの自動起動では、Generic リソースを起動する際(restore 用スクリプトを実行する際)、LifeKeeper サービスのログオンアカウントにて処理します。また、LifeKeeper サービスの停止に伴う、リソースの自動停止においても同様となります。(リソースの remove 用スクリプトの実行も、LifeKeeper サービスのログオンアカウントにて処理します。)
- LifeKeeper サービスのログオンアカウントにつきましては、Windows「管理ツール」-「サービス」におけるLifeKeeper サービスのプロパティ「ログオン」タブよりご確認や変更が可能です。(ログオンアカウントの変更の反映にあたっては、LifeKeeper サービスの再起動が必要です。)
- スクリプト内に実行コマンドをフルパスで記入してください。
スクリプトの詳細と作成に関しましては、下記のドキュメントをご一読ください。
[ドキュメント][Windows] 汎用アプリケーションリソース開発の手引
改訂履歴
[公開日:2024年4月16日]