LifeKeeper Web Management Console (以後 「LKWMC」という) v1.1.0をリリースいたしました。(2024年3月26日)
LKWMCは、LifeKeeper for LinuxのAdd-onとして無償提供される、追加のモジュールです。LifeKeeperノード上で動作するWebサービスで、LifeKeeperのGUIサービスをWebアプリケーションとして提供します。
LKWMCは、LifeKeeper専用のGUIアプリケーションをクライアントPCへインストールする必要がなく、Webブラウザーを利用して多様なデバイスからアクセス可能です。また、ユーザーがLifeKeeperノードにログイン(sshなど)したり、クライアントに専用のGUIアプリケーションを起動する必要がありません。
LKWMCの表示や機能についての詳しい説明は、オンラインマニュアルを参照してください。
【v1.0.0からの主な変更点】
- 以下のApplication Recovery Kitに関する機能をサポートしました。
- SIOS DataKeeper for LinuxのAsynchronous(非同期)モードを含む操作。
- SAP ASE (Sybase) Recovery Kitを含む操作。
- Logical Volume Manager (LVM) Recovery Kitのボリュームグループの再設定。
- Quick Service Protection (QSP) Recovery Kitのプロパティーの編集。
- HULFT Recovery Kitを含む操作。
- その他、以下の機能を追加しました。
- サービスの開始/停止の操作で複数のリソースを同時に操作可能になりました。
- リソースツリー画面において、グローバルリソースセルやサーバーセルの右クリック操作が可能になりました。
- LKWMCのログファイルが変更されました。
- バグの修正
【アップデートについて】
以前のバージョンからLKWMC v1.1.0へアップデートする場合、すべてのノードで、LifeKeeperをv9.8.1にアップデート後、LKWMC v1.1.0のインストールスクリプトを実行することでアップデートできます。インストールスクリプトは、すべての必要なパッケージとファイルを更新し、必要なサービスを再起動します。以前のバージョンのLKWMCをアンインストールする必要はありません。
詳細は、パッケージに同梱されているREADMEをご参照ください。
【利用上の注意】
- LKWMC v1.1.0は、LifeKeeper for Linux v9.8.1のみをサポートいたします。その他のバージョンの製品ではご利用いただくことはできません。
- LKWMCのご使用に際しては、LifeKeeper製品サポートへのご契約か、またはLifeKeeper評価版へのご登録が必要です。
- LKWMCへアクセスするクライアントPCは、以下の環境のみをサポートします。
- クライアントOS
- Windows 10/11 (64-bit)
- ブラウザー
- Google Chrome (最新のもの)
- Mozilla Firefox (最新のもの)
- Microsoft Edge (最新のもの)
注:LKWMC v1.1.0では、タブレットPCなどタッチパネルでの操作はサポートの対象外です。
- クライアントOS
- LKWMCの制限事項については、オンラインマニュアルを参照してください。
【サポートマトリックス】
製品 | LifeKeeper for Linux | |
LifeKeeper Web Management Console | v1.0.0 | v9.8.0 |
v1.1.0 | v9.8.1 |
【利用申請の方法】
「LKWMC」 の利用をご希望のお客様は、 お問い合わせページより申請ください。 ※要サインイン
その際は件名に「LKWMCを希望」とご記入ください。
※評価版にて 「LKWMC」 を試用したい場合は、評価版の申請ページより申請ください。
申請の際は「評価機能欄」に 『LKWMCを利用する』 ことと、保護対象のサービス(アプリケーション)名をご記入ください。
【利用規約について】
LKWMCはLifeKeeper for Linux製品のオプションであるため、ご利用に際してはご購入いただいた製品に同梱されているエンドユーザーライセンス契約書の内容が適用されます。
【サポート範囲について】
LifeKeeper製品サポートをご契約のお客様向けに、製品サポートの範囲でのサポートをご提供します。通常のサポート窓口へお問い合わせください。