LifeKeeper for Linux v9.8.0はRed Hat Enterprise Linux 8.8 / Oracle Linux 8.8(RHCK)/ Miracle Linux 8.8 / Rocky Linux 8.8にインストールすることができます。以下の対象環境に該当する場合、本手順に従ってLifeKeeperのインストールを実施してください。なお、LifeKeeper for Linux v9.8.0の次にリリースされるバージョン以降では本手順を実施する必要はなくなります。
対象環境
LifeKeeper for Linuxバージョン: v9.8.0
オペレーティングシステム : Red Hat Enterprise Linux 8.8 / Oracle Linux 8.8(RHCK)/ Miracle Linux 8.8 / Rocky Linux 8.8
使用するApplication Recovery Kit : DataKeeper
※DataKeeperを利用しない場合、Oracle Linux 8.8でUEKをご利用の場合、LifeKeeper Single Server Protection for Linux v9.8.0をご利用の場合は本手順の実施は必要ありません。通常のインストール手順を使用してください。
インストール手順
- 「HADR-RHAS-4.18.0-477.10.1.el8_8.x86_64.rpm」ファイル(入手方法は後述)を、 LifeKeeperをインストールするサーバーの任意の場所に配置してください。本資料の手順では /root以下に置かれているものとします。それ以外の場所の場合はパス名を適宜読み替えてください。
- 通常のLifeKeeperのインストール手順に従い、 setupスクリプトを実行する時点まで準備してください。
- setupスクリプトを実行する際、以下のように実行してください。
# setup --addHADR /root/HADR-RHAS-4.18.0-477.10.1.el8_8.x86_64.rpm
- 以後通常の手順の通りsetupスクリプトを完了させてください。
インストール手順は以上です。インストール完了後、指定したHADRパッケージが正しくインストールされていること確認するために「HADRパッケージのインストール確認」の手順を実施してください。
HADRパッケージのインストール確認
- rpmコマンドを使用して、インストール手順で指定したHADRパッケージ「HADR-RHAS-4.18.0-477.10.1.el8_8.x86_64.rpm」がインストールされていることを確認してください。実行例は次の通りです。
# rpm -q HADR-RHAS-4.18.0-477.10.1.el8_8
HADR-RHAS-4.18.0-477.10.1.el8_8-9.8.0-7572.x86_64
- modinfoコマンドでsrcversionが「4430A1EE6AE7A87E6977407」となっていることを確認してください。実行例は次の通りです。
# modinfo nbd
filename: /lib/modules/4.18.0-477.10.1.el8_8.x86_64/weak-updates/lib/modules/steeleye-4.18.0-477.10.1.el8_8.x86_64/extra/nbd.ko
license: GPL
description: Network Block Device
rhelversion: 8.8
srcversion: 4430A1EE6AE7A87E6977407
(以下省略)
アンインストール手順
LifeKeeperをアンインストールする必要がある場合には、rmlkコマンドを用いてアンインストールを実施してください。その後、rpm -qa | grep HADR-RHAS-4.18.0 を実行して何も出力されないことを確認して、アンインストールされていることを確認してください。
ファイル
本資料でご案内しておりますHADRモジュール (HADR-RHAS-4.18.0-477.10.1.el8_8.x86_64.rpm)を |