IBM Cloud VPCの動作検証レポートについては下記の観点で制限や留意事項がありますので、事前に下記をご確認願います。(リンク元:[Linux版] 手順書/検証レポート)
- Custom Routeの制御スクリプトのサポートについて
- CustomRouteを使用した検証レポートでは、クラスターノードの切り替え時に、LifeKeeperからGeneric ARKの制御スクリプトを発行してIBM CloudのCustom Routeを書き換えることで、クライアントからルーティングを制御しています。
- この制御スクリプトは検証用のサンプルスクリプトであり、スクリプトの内容についてはユーザーアプリの位置付けであるため、IBM社およびSIOS社のサポート対象外であることにご留意下さい。
- サンプルスクリプトについては検証レポートのP81の「Appendix」をご参照ください。
- OSのサポートの範囲について
- 今回の検証では、OSはRed Hat Enterprise Linux 8.3が使用されています。検証結果を受けて、下記のOSをサポートの対象とみなします。詳細なバージョン要件はサポートマトリックスをご参照ください。
- Red Hat Enterprise Linux 7
- Red Hat Enterprise Linux 8
- 今回の検証では、OSはRed Hat Enterprise Linux 8.3が使用されています。検証結果を受けて、下記のOSをサポートの対象とみなします。詳細なバージョン要件はサポートマトリックスをご参照ください。
- ARKのサポートの範囲について
- 今回の検証では、オプションリカバリキットは「PostgreSQL ARK」を使用しました。検証結果を受けて、下記のARKをサポートの対象とみなします。
※詳細なバージョン要件は、サポートマトリックスおよびユーザーポータルをご参照ください。
- Apache
- LVM
- IP
- MySQL
- WebSphere MQ
- DB2
※但しDB2 EEE デプロイメントおよびマルチ・パーティション ESE デプロイメントを使用しないことを前提とします。 - Oracle
- PostgreSQL
- HULFT ※PrivateGLBを使った構成ではサポートされません
- PowerGres
- 以下のARKは2022/12/31をもって販売終了しました。
- Postfix
- HULFT-HUB
- Tomcat
- Dovecot
- Cybozu Garoon
- Zabbix
- ※2022/12/31をもって販売終了および有償サポートの新規受付終了した製品の今後の対応については下記のブログ記事をご参照ください。
→[2022年12月末で販売停止となるARK/GenericARKなどの対応について]
- インスタンスタイプ
- 今回検証された「仮想マシンタイプ」をサポート対象とします。
- ノード構成
- 今回検証された「Active/Standbyの2ノード構成(+Wintness)」をサポート構成とします。
- ネットワーク構成
- 今回検証された「単一リージョン・単一VPC内でAZを跨ぐ構成」をサポート構成とします。
- ストレージ構成
- 今回検証された「DataKeeperによるデータレプリケーション構成」をサポート構成とします。
- Quorum/Witness
- 今回検証された「majorityモード」をサポート構成とします。
- Quorum/Witnessは、スプリットブレインを防ぎLifeKeeperのフェイルオーバーの信頼性を高める機能です。詳しくは下記をご参照ください。
→[Quorum/Witness]
- 今回の検証では、オプションリカバリキットは「PostgreSQL ARK」を使用しました。検証結果を受けて、下記のARKをサポートの対象とみなします。