対象製品:以下製品の全バージョン
・SIOS Protection Suite for Windows v8.9.0 以降
(v8.8.2 以前のバージョンでは、Quorum/Witness 機能は搭載されていないため、該当しません。)
Quorum/Witness 機能を Storage モード(※1)にて使用する際、QWK オブジェクトの配置先として共有フォルダ(※2)を指定した場合、該当の共有フォルダに対して、LifeKeeper サービスのログオンユーザ(※3)による読み取り及び書き込みを許可してください。
もしくは、LifeKeeper サービスのログオンユーザを、共有フォルダへのアクセスが可能なアカウントに変更してください。(※4)
QWK オフジェクトの更新及びチェックは、LifeKeeper サービスのログオンユーザにより処理されるためです。
(qwk_storage_init コマンドによる QWK オブジェクトの作成は、コマンドを実行したアカウントにより処理されます。)
権限の設定が不十分であることから QWK オフジェクトの更新やチェックに失敗した場合、イベントログ「アプリケーション」に次のエラーが記録されます。
ログの名前: Application
ソース: LifeKeeper
日付:
イベント ID: 3
タスクのカテゴリ: (1)
レベル: エラー
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター:
説明:
Process: qwk_storage_server.exe(PID) *ERROR* (No. 18127) 'CreateFile' for (QWK オブジェクト名) failed: 5
※1 パラメータ QUORUM_MODE=storage が設定されている状態に該当します。
※2 パラメータ QWK_STORAGE_TYPE=file が設定されている状態に該当します。
※3 LifeKeeper サービスのログオンユーザの初期値は、LocalSystem アカウントです。
※4 LifeKeeper サービスのログオンユーザの変更は、Windows「管理ツール」-「サービス」における、
LifeKeeper サービスのプロパティ「ログオン」タブより実施可能です。
変更の反映にあたり、LifeKeeper サービスの再起動が必要です。