AWSやAzureといったクラウド環境でHAクラスターを構築する場合、下記の理由からQWK(Quorum/Witness Kit)*1は推奨構成になります。
- AWSやAzure環境では、共有領域に物理的な共有ストレージを使えないため、DataKeeperのデータレプリケーションによる論理的な共有ストレージを使う。
- このため、SCSI ReservationによるI/Oフェンシング*2が使えない。
*1:QWKについては、majority・tcp_remote・storageのいずれのモードもサポートされます。
→[Quorum/Witness]
http://docs.us.sios.com/spslinux/9.5.1/ja/topic/quorum-witness
*2: LifeKeeper for Linuxでは、共有領域に共有ストレージを使う場合、SCSI Reservationによる
I/Oフェンシングを採用しています。
→[SCSIリザベーション]
http://docs.us.sios.com/spslinux/9.5.1/ja/topic/scsi-reservations